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十日町きものまつり 2007.5.3 (2) [旅]

この記事は、十日町きものまつり 2007.5.3 (1)のつづきです。

写真は、数世代前のケータイで撮ったので、低品質ですみません。


やっぱり子供は...


「そろそろ帰りましょうか」と歩いておりますと
四ツ宮神社(四ツ宮公園)というところで、子ども用の遊具を見つけました。

ブランコやすべり台に向かって走り出すわが子。
それまで疲れ気味だったのに、一転して大はしゃぎ。
子どもにとっては、きものより、こっちのほうが楽しいのでしょう。

ブランコで遊ぶ豚児


書の芸術


到着したとき、すでに気づいていたのですが
四ツ宮神社では茶席が設けられ、書の芸術家、平野壮弦さんの作品が屋外に展示されていました。
風太郎さんの事前情報で知り、興味を持って期待していたものです。
子どもたちは勝手に遊んでいるのでちょうどよく、じっくり拝見することにしました。

平野壮弦さん。失礼ながら、お名前をなかなか憶えられないのだけど
2002FIFAワールドカップ公式ポスターを見た人は多いはず。
SOGEN | Works
十日町市と合併した旧川西町のご出身とのこと。

SOGEN作品のインスタレーション(屋外展示)
約12mのちりめんの白い生地に、様々な表情の筆致が見られます。
書の芸術は、よくわかりませんが、勢いや流れ、間合いや呼吸が現れるのでしょうね。
絵画のように塗り重ねるのでなく「瞬間」を切り取った芸術....とでも言いましょうか。

私のような素人がやれば、12mもの長さですから
途中で「この先どうやって筆を進めたらいいのか」とか
「失敗したらどうしよう」とか
そういった「心の迷い」だらけになるはず。

展示された作品のなかでは、モノクロのものが一番気に入りました。
SOGEN作品をローアングルから
手前に見えるのが、Sogenと書かれたサインだと思います。


茶席


ふと気がつくと、茶席のあたりに、人だかりができていました。

ミス十日町雪まつり、新潟県きものの女王が勢ぞろいです。計5名。
十日町市長らと一席囲んでいます。

傍に座っていた私と義母も一服いただくことができました。


ばあちゃん じょんのびプラン


義妹が出産で帰省中で、その旦那も連休を利用して上越に来ています。
妹親子の世話で、義母もなにかとお疲れの連休です。

そこで、大きな風呂でゆっくりしてもらおうと考えました。
これが今回の裏のメイン・イベントです。

我々は、きものまつり会場を後にし、千手温泉に向かいました。

妹夫婦たちは今頃、誰もいない実家で、親子三人きりで初めて「川の字」で寝ていることでしょう。


千手温泉 千年の湯


信濃川を渡り、河岸段丘を登れば旧川西町。
そのまちなかに、千住温泉 千年の湯があります。

平成13年11月にリニューアルした、比較的新しい温泉施設で、ヒノキがふんだんに使われた建物です。
それに、雁木と夜の照明も印象的です。

よく知りませんが、2002年度北陸建築文化賞 受賞作品らしいです。
社団法人日本建築学会 北陸支部のページより千手温泉 千年の湯


このロゴも平野壮弦さんの作品なんですね。

午後3時ぐらいに入館。お客さんの入りは半分ぐらいでしたが、地元の人に人気があるように感じました。
いいお湯でした。

義母は翌日こう言ってました。
「十日町でけっこう歩いたけど、いい温泉でゆっくりできたので、疲れが残らなかったわ。」


帰路


予定どおりプランを消化し、上越に帰ることになりました。

帰路の車中は、「綾小路きみまろ 爆笑スーパーライブ第2集」です。
やっぱりこれも、中高年の自虐的ギャグ満載でしたが、無事到着。
連休の一日、まあまあの親孝行ができたかな。

きもの見て そばを食って 湯に入り やがて悲しき中高年

きもの愛で そばをたぐって 湯につかり 初夏(書家)の青空 鯉のぼり

(おわり)


タグ:十日町
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echigoya_manekineko

おれも「書」はまったく疎いんでわかんないんだけど、
うちのカミさんが免許皆伝なヤツで、かかぁ曰く
「イメージが沸いてそれをなぞるって感じね」と言っていたことを思い出しました。
by echigoya_manekineko (2007-05-14 01:42) 

vision

なるほど、先にイメージね。

たしかに、なにか創作するときは
先にイメージがありますもんね。

ちなみに私、
祝儀袋、香典袋に名前を書く前に
チラシの裏でたくさん練習するんですが
イザ本番では、全く別物になってしまいます。どヘタ。
チラシの裏にテキトーに書いたほうが上手く見えたり。

練習は好きだけど、本番に弱い性格がここにも現れています。
by vision (2007-05-14 09:19) 

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