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ミウラ折りとBMWパンフの比較 [頭の体操]

(前記事)BMWワールドのパンフレットからの続きです。


ミウラ折りの折り目は下図のようになっている。
ミウラ折り1-s.gif

青い線は谷折り、赤い線は山折りです。

一方、BMWのパンフの折り方はこうです。
BMW折り2-s.gif

両者とも、山折りと谷折りが交互にあって、蛇腹をつくっています。

A4の紙でつくってみました。
DVC00016.JPG
これがミウラ折りです。

DVC00015.JPG
これがBMWパンフの折り型を再現したものです。


折りたたまれた状態を比較してみます。
DVC00014.JPG
上から見た状態です。

DVC00013.JPG
ななめから見た状態です。



試作品をいじってみて、面白いのは、ミウラ折りのほうです。

開いたり閉じたりを繰り返しても、飽きないのです。

端からみれば、「ただひたすらに紙をパタパタやっている、怪しげなオジさん」にしか見えないでしょう。

なんだか脳に新鮮な空気が送り込まれるような気がするのです。

「この折りかたを、何か自分の仕事に活かせないだろうか?」

と、考えてみても

新しい発想が全然生まれてこない私です。



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タグ:折り紙
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魔方陣のつくりかた [頭の体操]

もう1つ、魔方陣に関するネタをこの本からご紹介します。
『秋山仁先生の作る!解く!IQパズル大百科3 数と推理のパズル』,学習研究社,2006

魔方陣のつくりかたは、いくつかありますが
ここでご紹介する方法は
Excelなど表計算ソフトを使ってみると面白い方法です。

下の図をご覧ください。

A~D、a~dには、どんな数字をいれても魔方陣ができあがる、らしいです。
Excelを使って試してみてはいかがでしょうか。

尚、1~16の数字を使った魔方陣をつくるには次の数字を使います。
A=1
B=2
C=3
D=4

a=0
b=4
c=8
d=12

私も早速、Excelで試してみました。
できあがったものは....これも「完全魔方陣」なんじゃないかなぁ?

 
A+a B+b C+c D+d
D+c C+d B+a A+b
B+d A+c D+b C+a
C+b D+a A+d B+c

タグ:魔方陣
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完全魔方陣 [頭の体操]

最近、算数にハマりつつあります。
図書館の児童書の算数コーナーで、こんな本を借りてきました。
『秋山仁先生の作る!解く!IQパズル大百科3 数と推理のパズル』,学習研究社,2006

秋山仁先生の作る!解く!IQパズル大百科 (3)

秋山仁先生の作る!解く!IQパズル大百科 (3)

  • 作者: 秋山 仁
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 大型本


これに「完全魔方陣」というものが載っていました。
(下図参照)

たて、よこを足すと34になります。
対角線を足すと34になります。
ここまでは普通の魔方陣と一緒ですが
4スミを足しても34です。
任意の2×2の4マスを足しても34になります。

試しに任意の3×3の部分の4スミを足してみたら...オッ!
2×4の4スミも、足してみたら...オッ!
これはすごい。
パネルをめくる気分は『新婚さんいらっしゃい!』の「ペアマッチ」。

この魔方陣は、インド中部のカジュラホというところで見つかったそうで
11~12世紀ぐらいの彫刻に中にこれがあったとのことです。
恐るべし、インド。

 
7 12 1 14
2 13 8 11
16 3 10 5
9 6 15 4

タグ:魔方陣

小4の算数パズル(続き) [頭の体操]

前に書いた記事、小4の算数パズルの続きです。

シンプルな問題を考えてみました。

下のAからEに、1~5の数字を入れるんですが
A+B,B+C+D,D+Eが同じになるように入れてください。

 
B C D
A
E

小4の算数パズル [頭の体操]

長女(小4)がインフルエンザで学校を休んでいます。
新学期早々、学業が遅れてしまうのが心配になって
昨晩、算数をみてあげました。

教科書を開いたら、先頭のほうに、数字遊びのようなコーナーがありました。

合計が同じカード

1から10の数字が書かれたカードを下の図のように並べます。
たての合計、よこの合計が等しくなるように並べましょう。


(1)
(2)→
7 6 9 (3)
3
1
2 4
10 5 8
←(4)

上の例では
たて(1)の合計は、10+2+3+7=22
よこ(2)の合計は、7+6+9=22
たて(3)の合計は、9+1+4+8=22
よこ(4)の合計は、8+5+10=23

「ちょっと、おしいですね。」

1人、またはグループでといてみましょう。

出典:「みんなと学ぶ 小学校 算数 4年上」,学校図書(株),平成19年2月10日発行 (vision注:正確な引用ではありません。)

魔方陣のようなパズルです。
早速とりかかってみたんですが、けっこうむずかしい。
長女に「これは遊びのページだから先に進もうよ」と促され、一旦断念。

長女が寝てから再チャレンジするも、いっこうに解けない。
教科書に答えは載っていませんでした。

「これ、ほんとに解けるのかな?」と疑心がつのりました。 己に負けてしまい、ネットでヒントを調べました。

合計が18,19,20で解けるらしい。

早速、合計18になるようにチャレンジ。
やっとこさ、解けました。


タグ:魔方陣

「30分だけ!」新入社員研修 [頭の体操]

今朝の始業前、新入社員諸君とインタビューごっこをして遊んでいたら
教育担当の上司が来て
「引き続き30分間、教育を担当してくれ」
と突然、命令が下りました。

「はい、よろこんで」....イヤ「はい、了解しました。」
と答えましたが、30分でできるネタは、何にも用意してない。

でも、ひらめいたのです。

たまたま別な目的で、高校入試の数学の問題を
机のなかにキープしていたので、これを使うことにしました。

問題はこれです。

 Aさんは、自宅から1100m離れた駅に行くのに、はじめは毎分70mの速さで歩き、途中から毎分180mの速さで走ったところ、自宅を出発してから駅に着くまでに11分かかった。このとき、途中からAさんが走った駅まで走った時間は何分間か、求めなさい。

出典:平成18年度 新潟県 公立高校入試問題

ただ、個人個人が独自に解くのでは面白くないので
黒板の前に一列に座ってもらい、団体戦で解いてもらうことにしました。
制限時間は18分。

「俺はこう思う」
「イヤ、私はこう考える」
黒板を自由に使ってもらって結構。
わかる人は、わからない人向けにわかりやすく説明する。
わからない人は、わかる人にドンドン質問する。
これはチームワークの研修だ!とこじつけました。

イザ開始。
黒板周辺の若者たちは「うーん」と考え込んでいました。

「時間内に解けなかったら、このチームは倒産だ」と脅す。
(脅すより「君らならできる!」と、おだてたほうがよかったか?)

一人が黒板を使って計算をし始めました。
11を適当に割って、あてはめていったら答えが出た。
それも1つの方法だからいいでしょう。

他の人はウンウン唸るばかり。

「わからないことは、わかる人に聞くってことも仕事のうちだよ」と私。
「隣の総務部に行って、聞いてみたら?」と水を向ける。
そう言われて、すっくと立ち上がる者はなし。
(まぁしょうがないね)

少し命令口調で
「はい!じゃあ総務部へ行って聞いてきなさい!」
そう言われて、金魚のフンのようにゾロゾロゾロ。

ドアのすきまから覗いてみると
一人が代表して質問して、他の連中はそのまわりにボーっと突っ立ってる、というか
問題用紙をまだ眺めている。
(まぁしょうがないね)

制限時間になった。
総務部へ聞きにいった連中が帰ってきた。

「答えは出た?」
「出ませんでした。」

わが社が倒産する日も近い。


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