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ドイツビール おいしさの原点 [ブック&マガジン]


ドイツビール おいしさの原点

ドイツビール おいしさの原点

  • 作者: 木村 麻紀
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本



ドイツに関する情報は、高田の図書館からよく本を借りてきました。
ずいぶんとお世話になったものです。

これもその一冊。

「ドイツビール おいしさの原点」
副題が「バイエルンで学ぶ地産地消」だったかな。

堅苦しくとらえずに、サラッと読んだだけです。

ドイツを旅行して、ビールがうまい!という人は多い。
日本のビールは一杯目はいいけれど、以降はそのうまさが続かない。
それはなぜか。
やっぱり「別物」なんでしょう。

1516年に制定されたバイエルン公国の「ビール純粋令」。
すなわち、ビールは大麦と水とホップだけでつくられるべし。
例外は、小麦を使った白ビール。

純粋令の前は、色々な混ぜ物が試され
なかには、松の皮など、およそ人間の飲食に適さない原料も
実験的に使っていたらしい。

それじゃあまりにひどいってんで、純粋令がしかれたらしい。
その後、酵母が発見され、これも原料に加えてよいことになった。

日本のビールは、米やコーンスターチなどが入ってますから
純粋令には適合しないことになります。

ドイツから見た日本のビールは
「きれいなビールだけど」....肝心な、この先を覚えていません....
知りたい方はこの本を読んでみてけれ。


帰国後の一杯目のビールは、黄色く見えました。

そして、市内の大型酒店でドイツのビールを買ってみましたが
日本で飲んでも、それほどうまく感じないものでもあります。



なぜビアガルテンは木陰なのか?
については、別の本で読みました。

昔はビールを地下に貯蔵していたらしいです。
それも木陰の下なら涼しいからね。

んでもって、「いち早く飲みたい」ってんで
木陰の下にテーブルとイスをもってきたそうな。
それがビアガルテンの始まりらしいです。


そもそもドイツのビールは
修道士たちが「断食のときに飲める栄養価の高い飲み物」をもとめて、ビールを開発したそうです。


日本で「栄養価の高い飲み物」というと甘酒を連想します。

たしか、東京の神田に甘酒の老舗があって
古くからの地下室がいまだに現存しているそうですな。
http://www.amanoya.jp/

お酒は全般的に、地下と縁が深い?


ちなみにドイツには、おしいいワインもあります。


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コメント 1

vision

「米を使っているのでうまくない」

これが
「日本のビールはきれいだけど...」
の先の肝心な部分です。

ドイツのあるマイスターがそう言っていたそうです。

気になったので図書館で立ち読みしてきました。

by vision (2008-09-09 12:54) 

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