コモ - ミラノ - トリノ [旅]
冬季オリンピック開催地を巡る、ヴァーチャル世界一周旅行です。
全体計画:冬季オリンピックの歩き方
前の記事:サンモリッツ
走行ルート:欧州レンタ ルートマップ
2013年4月8日
本日のルートは、サンモリッツ→コモ→ミラノ→トリノとなります。
走行距離300km、約4時間。昨日に続いてロングドライブとなります。
魅力的なスポットが多いけれど、寄り道してる時間がない。
007の映画『カジノロワイヤル』の終わりの場面に古城のような別荘が出てきます。
あれを見にいきます。
大きな地図で見る
『カジノロワイヤル』のロケに使われた場所。
いよいよラストシーンという静かな場面に登場します。
コモ湖の景色がきれいで、この建物も強く印象に残りました。
賃貸物件みたいです。http://www.ownersdirect.co.uk/italy/it2287.htm
コモ湖の湖畔は、一流の保養地、避暑地。
見るからに高級そうな建物が密集していますが、落ち着きがある。
熱海とは違うのだよ!熱海とは!
コモ湖の南端にあるコモ市は新潟県十日町市と姉妹都市です。
姉妹都市交流 | 十日町市公式ホームページ
http://www.city.tokamachi.niigata.jp/kanko/10030300049.html
トリノへ行く途中、ミラノ近郊を通ることになっています。
ミラノでしっかり観光するか、それとも
涙をのんで素通りするかは時間次第。
ミラノ近郊のショッピングモールにクルマを止めて、中心市街地まで地下鉄でいってみよう。
大きな地図で見る
Rho Center という郊外のショッピングモールらしきものを発見。
http://rhocenter.it/index.php
そこのテナントには、回転すしやバーガーキングがありました。
アルプス地方の料理が連日続いていますが、大都会ミラノなら選択肢は豊富。
ミラノ風にこだわるならば
Cotoletta alla milanese
Risotto alla milanese
見るべきものは
ガッレリアの床に雄牛の紋章あり。その睾丸をカカトで踏みつけ、クルッと回転できれば幸運が訪れる、あるいは再びミラノを訪れることができるという迷信。
よくテレビの旅番組で紹介される話ですね。
さぁて、もう寄り道をせず一路トリノを目指そう。
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ピエモンテ州の州都トリノ。イタリア第4番目ぐらいの都市。
サヴォイア家の王宮あり。1861年イタリア統一のとき首都でした。その後首都はフィレンツェへ。
ミラノに次ぐ第2位の工業都市。フィアットの企業城下町。
Reggia di Venaria Reale トリノの街より、ちょっと郊外にあるヴァナリア宮殿のガッレリア・グランデ
オリンピック・スタジアム。トリノ2006では開会式と閉会式の会場でした。
自動車博物館はフィアットのお膝元だけあってコレクション多数。
http://www.museoauto.it/website/
宿泊はNHリンゴットです。自動車博物館から歩いて10分でした。
http://www.nh-hotels.com/nh/en/hotels/italy/turin/nh-lingotto.html
フィアットの自動車工場跡地の再開発地区「Lingotto リンゴット」にあります。
工場を再生してホテルにしたのは建築家のレンゾ・ピアノの仕事。
ピエモンテ州は食の宝庫であり、スローフード運動が始まった地でもあります。
特産や名産は、ワインの王様バローロ、白トリュフ、バーニャカウダ、グリッシーニ、
サラミに牛肉、チーズ、チョコレートと挙げていったらキリがありません。
再開発地区リンゴットには、Eatalyの実店舗があります。
この会社はイタリア食材のオンラインショップで成長してきました。
日本でも展開しています。http://www.eataly.co.jp/
このEatalyは売り場だけでなく、軽く食べられるカウンターもたくさんあります。
肉、魚介、野菜、パスタ、ピザ、ワイン、ビール、ジェラート....
ここでは「食」にまつわる楽しい体験ができるでしょう。
まだまだ記憶に新しいトリノ・オリンピック。
開会式の入場のBGMが、ダンス・ミュージックのDJミックスだったなぁ。
http://www.olympic.org/turin-2006-winter-olympics
http://www.joc.or.jp/torino/
日本のメダルは荒川静香の金メダル1つ。
金メダルが決まった瞬間、日本での中継は朝だった。
日本国中がうれしさに包まれた一日になったと記憶している。
大会を通じて「メダルゼロ」という可能性もあった。
そのときに、銅でもなく銀でもなく「金が1つだけ」ということに特別な感じがある。
メダルにこだわるべきじゃないかもしれない。でも我々は本当に喜んだ。
他の国はどうだっていい。
この1つの重さ、この1つの輝きに、当時の日本の人々の様々な思いが詰まっているような気がする.....
なんだかうまく表現できない。
女子フィギュアスケートの会場だったPalaVela パラベラという屋内競技場を見学。
ここもホテルから歩いて10分くらいでした。
http://www.palavelatorino.it/en/default.html
トリノオリンピック NHKのテーマソングは平原綾香『誓い』でした。
次の目的地は、フランスのグルノーブル。
フランスでの開催地3つを巡れば、レンタカーの旅は終わる。
(つづく)
全体計画:冬季オリンピックの歩き方
前の記事:サンモリッツ
走行ルート:欧州レンタ ルートマップ
2013年4月8日
本日のルートは、サンモリッツ→コモ→ミラノ→トリノとなります。
走行距離300km、約4時間。昨日に続いてロングドライブとなります。
魅力的なスポットが多いけれど、寄り道してる時間がない。
サンモリッツから コモ へ
007の映画『カジノロワイヤル』の終わりの場面に古城のような別荘が出てきます。
あれを見にいきます。
大きな地図で見る
Villa la Gaeta
『カジノロワイヤル』のロケに使われた場所。
いよいよラストシーンという静かな場面に登場します。
コモ湖の景色がきれいで、この建物も強く印象に残りました。
賃貸物件みたいです。http://www.ownersdirect.co.uk/italy/it2287.htm
Source: jamesbondlifestyle.com via VISION on Pinterest
コモ湖の湖畔は、一流の保養地、避暑地。
見るからに高級そうな建物が密集していますが、落ち着きがある。
熱海とは違うのだよ!熱海とは!
コモ市
コモ湖の南端にあるコモ市は新潟県十日町市と姉妹都市です。
姉妹都市交流 | 十日町市公式ホームページ
http://www.city.tokamachi.niigata.jp/kanko/10030300049.html
Source: Uploaded by user via Edwin on Pinterest
ミラノ方面
トリノへ行く途中、ミラノ近郊を通ることになっています。
ミラノでしっかり観光するか、それとも
涙をのんで素通りするかは時間次第。
ミラノ近郊のショッピングモールにクルマを止めて、中心市街地まで地下鉄でいってみよう。
大きな地図で見る
Rho Center という郊外のショッピングモールらしきものを発見。
http://rhocenter.it/index.php
そこのテナントには、回転すしやバーガーキングがありました。
アルプス地方の料理が連日続いていますが、大都会ミラノなら選択肢は豊富。
ミラノ風にこだわるならば
Cotoletta alla milanese
Source: upload.wikimedia.org via VISION on Pinterest
Risotto alla milanese
Source: ricette.donnamoderna.com via VISION on Pinterest
見るべきものは
- レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』
- ミケランジェロの遺作『ロンダニーニのピエタ』
- ミラノのドゥオーモ
- ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
Le Palle del Toro
ガッレリアの床に雄牛の紋章あり。その睾丸をカカトで踏みつけ、クルッと回転できれば幸運が訪れる、あるいは再びミラノを訪れることができるという迷信。
よくテレビの旅番組で紹介される話ですね。
Source: flickriver.com via VISION on Pinterest
さぁて、もう寄り道をせず一路トリノを目指そう。
大きな地図で見る
トリノの街
ピエモンテ州の州都トリノ。イタリア第4番目ぐらいの都市。
サヴォイア家の王宮あり。1861年イタリア統一のとき首都でした。その後首都はフィレンツェへ。
ミラノに次ぐ第2位の工業都市。フィアットの企業城下町。
Reggia di Venaria Reale トリノの街より、ちょっと郊外にあるヴァナリア宮殿のガッレリア・グランデ
Source: flickr.com via VISION on Pinterest
オリンピック・スタジアム。トリノ2006では開会式と閉会式の会場でした。
Source: notizie.comuni-italiani.it via VISION on Pinterest
自動車博物館はフィアットのお膝元だけあってコレクション多数。
http://www.museoauto.it/website/
Source: Uploaded by user via VISION on Pinterest
宿泊はNHリンゴットです。自動車博物館から歩いて10分でした。
http://www.nh-hotels.com/nh/en/hotels/italy/turin/nh-lingotto.html
フィアットの自動車工場跡地の再開発地区「Lingotto リンゴット」にあります。
工場を再生してホテルにしたのは建築家のレンゾ・ピアノの仕事。
ピエモンテ州は食の宝庫であり、スローフード運動が始まった地でもあります。
特産や名産は、ワインの王様バローロ、白トリュフ、バーニャカウダ、グリッシーニ、
サラミに牛肉、チーズ、チョコレートと挙げていったらキリがありません。
再開発地区リンゴットには、Eatalyの実店舗があります。
この会社はイタリア食材のオンラインショップで成長してきました。
日本でも展開しています。http://www.eataly.co.jp/
このEatalyは売り場だけでなく、軽く食べられるカウンターもたくさんあります。
肉、魚介、野菜、パスタ、ピザ、ワイン、ビール、ジェラート....
ここでは「食」にまつわる楽しい体験ができるでしょう。
Source: tripplanningguide.com via VISION on Pinterest
第20回大会 トリノ2006
まだまだ記憶に新しいトリノ・オリンピック。
開会式の入場のBGMが、ダンス・ミュージックのDJミックスだったなぁ。
http://www.olympic.org/turin-2006-winter-olympics
http://www.joc.or.jp/torino/
Source: olympic.org via VISION on Pinterest
日本のメダルは荒川静香の金メダル1つ。
金メダルが決まった瞬間、日本での中継は朝だった。
日本国中がうれしさに包まれた一日になったと記憶している。
大会を通じて「メダルゼロ」という可能性もあった。
そのときに、銅でもなく銀でもなく「金が1つだけ」ということに特別な感じがある。
メダルにこだわるべきじゃないかもしれない。でも我々は本当に喜んだ。
他の国はどうだっていい。
この1つの重さ、この1つの輝きに、当時の日本の人々の様々な思いが詰まっているような気がする.....
なんだかうまく表現できない。
女子フィギュアスケートの会場だったPalaVela パラベラという屋内競技場を見学。
ここもホテルから歩いて10分くらいでした。
http://www.palavelatorino.it/en/default.html
Source: artribune.com via VISION on Pinterest
トリノオリンピック NHKのテーマソングは平原綾香『誓い』でした。
次の目的地は、フランスのグルノーブル。
フランスでの開催地3つを巡れば、レンタカーの旅は終わる。
(つづく)
2013-02-23 10:06
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とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 伝わる職務経歴書を書きましょう (2013-11-23 11:32)