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レゴランド TIPS [旅 munich2008]

この記事、文字だけの長文です。
これからドイツのレゴランドへ行こうとしている方へ、多少なりとも参考になれば幸いです。
でも、かなり脱線していますので、あまり参考にならないかも。


レゴランドへの行きかた


ミュンヘンからギュンツブルクGünzburgまでは、ドイツ鉄道DBを利用しました。
ギュンツブルグの駅からレゴランドまでは、シャトルバスを利用しました。

ミュンヘンからはトータル2時間みておけば大丈夫です。
ただしDBの運行は、日本のJRほど正確ではないようです。

私たちは、バイエルン・チケットBayern-Ticketという1日乗り放題の券を利用しました。
5人まで使える1日券が27ユーロでした。


ギュンツブルクGünzburg


ギュンツブルクの駅は小さいです。
私たちは駅舎を通らず、ホームからすぐ駅前広場に出たため
日本の無人駅のような印象を受けました。

街も小さく、日本のガイドブックにはほとんど載っていません。
ドイツ政府観光局の地図でも省略されていることが多いです。


シャトルバス


駅を降りると、ほぼ住宅地です。商店が少しありました。

我々が降りたときには、ちょっと向こうにシャトルバスが停まっていました。
「これはどう見てもレゴランド行きとしか考えられない」という感じでした。
この駅で降りた家族連れは、ほぼ全員が一直線でバスへ向かいました。

駅の出口あたりにも、シャトルバスに関する情報はありましたが
本当に簡素な張り紙だけでした。

シャトルバスの料金はわかりません。有料かも知れません。
我々は、ミュンヘン中央駅で買ったバイエルン・チケットを見せました。
その辺の交渉は、ミュンヘン在住の従妹に任せました。

行きに乗ったバスは、白いバスでした。
我々を含め、様々な人種でした。
レゴそのものに、特定の宗教や人種のおもかげがなく
普遍的な性格をもった玩具だからでしょう。

帰りに乗ったバスは、車体にレゴランドの塗装がされていました。
この塗装なら、一発でわかります。

バスは片道15分くらいだったと思います。
途中、高速道路らしきところを走行しました。

レゴランド周辺は、原野….いや緑ゆたかな丘陵地で、ほとんど何もありません。
大手スーパーマーケットの配送センターのようなものが見えました。

高速道路のサービスエリアの看板が見えました。
遠目で見ても「食事や給油のための施設」であることがわかりました。

高速交通体系がいかに整備されているかが一瞬、垣間見えました。
でも、「超ハイテク」という感じじゃないですな。

パッと見は、「質実剛健な田舎道」と見えますので
「これが世に言うアウトバーン?」と肩透かしを食らったのは事実。


バスの車窓からビデオを撮りました。
高速道路の風景も、小さな町の住宅地も、私にとっては珍しい風景ですから。

途中、ウールワースWoolworthがあったので少し驚きました。
私の認識では、アメリカの庶民的な百貨店。日本でいえば長崎屋みたいなダサさ。
ワイキキのウールワースで、ついうっかり不味い飯を食ったのが1984年。25年も前だ。
初めての海外旅行。ハワイ大サマースクール1ヶ月。1日の食費を浮かせるためだった。
そのウールワースがこんなところにあるなんて。
「戦勝国アメリカ資本の流入」なんて言葉が脳裏をよぎりました。


手荷物


スリル系ライドの乗り場前に、簡単な棚などがあります。
カバンなど手荷物はここに置いてライドに乗ることになっています。
貴重品が入ったカバンを置いていくことには、心配がありましたが
盗難などなく無事に済みました。
気になる人はコインロッカーに預けたほうがよいでしょう。

実は、この荷物を置く棚で、象印の水筒を見かけました。
うちの娘のものと全く同じ。ひらがなで女の子の名前が書いてありました。
他の日本人客との接点は、これだけでした。


宿泊施設


本家デンマークのビルンのようなレゴランド・ホテルはありません。
その代わり休暇村FRIENDORHOFやキャンプサイトが隣接しています。
休暇村は、ファミリー用のルームで4人用、6人用があります。

私は利用していないのでわかりませんが、バンガローやキャビンのようなものを想像します。
合理的に倹約するドイツ人は、家族旅行ならば、こういう施設を利用するのでしょう。

アウトドアやキャンピング・カーなどのライフスタイルは
アメリカ経由で日本に伝わったように思えるのですが
ドイツでも盛んなようです。

むしろ、こちらのほうが本流だったのかな?
と、新たなギモンも沸いてきますが....まだ、よく調べていません。

「ユースホステル」「ワンダーフォーゲル」なんてのはドイツが起源だもんね。

さらに脱線すれば
「公園で素っ裸になって日光浴する」とか、サウナが混浴であるとか....
「近代」という束縛から、自分の肉体を、自然界に解放する感覚ってんでしょうかねぇ
なんだかすごい世界があります。


客層


やはり家族連れがメインです。

若いおとうさんの格好は、Tシャツに短パン、サンダル、背中にバックパック、その横っちょにペットボトルを挿して....みたいな。
日本の夏でも、こういった格好の若者はよく見かけます。
西側諸国では、もはや定番的なスタイルかな、と。

住宅地の風景だって、日本とすごく違うか、というとそうでもない。
7割、8割はだいたいいっしょ。

「平均化してゆく世界」なんて言葉もポッと浮かんできます。



旅の最中って、普段使わない脳味噌、あるいは感覚を
けっこう総動員しているような感じがする。
アドレナリン(これもドイツ語起源)がドパーっと出て、脳みそが嬉しい悲鳴をあげているかもしれない。

個人旅行であれば、なおのこと。
慣れない世界を自力で移動するために、脳は大量の情報を処理しているのだろう。

これが、団体パックツアーだとそうはいかない。
自分の周囲10mがニホンの空気....みたいなカプセルに包まれていたのでは
見るものも見えず、感じるものも感じず。



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