SSブログ

東京モーターショー 2011 [旅 tokyo]

2011年12月某日。

東京モーターショー見学。
前回の記事はこちら。http://v-i-s-i-o-n.blog.so-net.ne.jp/2009-11-05

IMG_0842.JPG
何を隠そう、私「東京ビッグサイト」に来たのは初めて。
幕張メッセと比べると
「今、自分がどこに居て、どこに行きたいのか」が、わかりにくい。


IMG_0847.JPG
それにしても、いつもながらの風景。



パリやフランクフルトでのショーには一度行ってみたいが、上海は遠慮したい。

東京のショーは応援したいが、自分としてはウキウキワクワク感を失っている。

そんなわけで
「果たして、モーターショーに行く(来る)価値はどれくらいあるのか?」
と、考えながら会場をぶらり。



IMG_0845.JPG
思い起こせば、自費で来たのは過去1回のみ。
他は業界の招待などだ。
若かりし頃、幕張メッセの珍しさもあって、
クルマ好きの友人たちとロング・ドライブで来た。
晴海でのショーは知らない。


その頃と違って
クルマそのものが、もはや「憧れの存在」だとは言いがたい。

IMG_0850.JPG
仮に憧れの1台があったとしても
「どうがんばっても、買えそうにない」とか
「買ったところで、他の生活はどうするのか」
と現実的な思考になってしまう。


とにかく、ウキウキワクワク感の伸びしろが....感じられない....のだ。


理由はわからない。

世界が均質化して、途端につまらなくなったのか。

出るものが出尽くして「未知なるもの」がもうないのか。

「そんな未来には期待できない」のか。

一人で来ているからか。自腹で来てないからなのか。

IMG_0843.JPG
私が考えるところでは、おそらく「想像力」の欠如が原因だろう。
見えない部分、足りない部分を想像力で補うことが減っている。


若者向けのスポーツカーなら、もっとオタンコナスでもいいと思うのだ。

たとえば、昔の機械なら
「動けぇーー!!」と強くボタンを押すと、強く押した分だけ念力が注入され
願いが叶うような感覚があった。

しかし、あんまり完成度が高いと
「ハハ、そんなに強く押したって意味ありませんよ。所詮オン/オフするだけですから」
と、こちらの情感を受け入れない感じ。

別なたとえでいうと
パソコンのenterキーを、怒りを込めて強打する。
→弱く打っても同じですよ。

まだかまだか、とenterキーを連打する。
→1回で充分ですよ。

そんなこと、わかっちゃいるのだ。
だけど人間はこんなことがやめられないのだ。

「クルマは想像力や精神力で走らせるもんじゃありません。
走るのはこっちでやりますから。
あなたの感情で走りがよくなるとかそういうもんじゃありません。」

へぇそうかい。さすがスマートは違うねぇ。

「第一、走りって何なんですか? 加速性能ですか? 操縦安定性ですか?」

うーん....フィーリングってやつかぁ? 
おじさんもうまく説明できないんだけど。



各ブースを回ってみて、なんとなく勢いを感じたのは
マツダ、VW&アウディかな。


トヨタのエンジニアが考えたスカイラインとか
そういうものが見てみたい。

木と紙と土でつくったクルマとか。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。