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サムライブルーの料理人 [ブック&マガジン]


サムライブルーの料理人 ─ サッカー日本代表専属シェフの戦い

サムライブルーの料理人 ─ サッカー日本代表専属シェフの戦い

  • 作者: 西 芳照
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2011/05/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



2013年1月27日(日)

前記事「面白南極料理人」と一緒に図書館で借りた本です。
偶然、本棚で見つけたものです。

著者は、こちらは西さん、あちらは西村さん。
どちらも「食」に関する本ですが、平時ではなく特殊な状況下での「食」ですね。

ひとつには「食べることぐらいしか楽しみがない」という状況。
そして様々な重圧。
ときにはチームの空気。負けた試合の後、あるいは大切な試合の前。
そこに「食」がどう絡んでいくか。奥が深い話ですね。

南極では、何かあるにつけ、酒池肉林的な大宴会だったようですが
サッカー日本代表ではそうもいきませんからねぇ。

「人」が「良」くなると書いて「食」。
なるほど。この一文に出会っただけでも、この本を手にした価値はありました。
ふだん知ることのできない「食」の場面を知ることができて興味深かったです。
一気に読めました。

「Jビレッジ」といえば、サッカー関連施設というより
震災後における存在のほうが、大きく印象づけられてしまいました。

南相馬市のご出身。印税はすべて南相馬市に義捐金として寄付されると巻末に書いてありました。
日本経済新聞の「震災取材ブログ」で「原発作業員支える日本代表シェフ」という記事も発見しました。
ご自愛とご活躍を祈るばかりです。

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