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インスブルック [旅]

冬季オリンピック開催地を巡る、ヴァーチャル世界一周旅行です。
全体計画:冬季オリンピックの歩き方
前の記事:ガルミッシュ=パルテンキルヒェン
走行ルート:欧州レンタ ルートマップ



ガルミッシュ=パルテンキルヒェンからインスブルックへ


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2013年4月4日 午後
インスブルックへ向かいました。
ドイツ、オーストリアの一般国道を使って走行距離60km、約1時間の旅です。

このあたりは鉄道もほぼ平行しています。
国境の手前の村、Mitttenwaldあたりからイザール川を遡上するように走ります。

イザール川はミュンヘンの街へと流れてゆきますが
その昔は、アルプスで採れた岩塩を運んだそうです。
そうしてミュンヘンの街に富をもたらしました。


ドイツとオーストリアの国境です。


オーストリアに入り、Scharnitz シャルニッツやSeefeld ゼーフェルトという山あいの村を通りました。


いよいよインスブルック。
それまで通ってきたチロルの村々に比べれば、かなり都会的な雰囲気。
入り組んだ市街地は、あまり運転したくないです。
早いとこ、運転から解放されたい。そしてビールを飲みたい。
とりあえずホテルに直行して、市内観光は公共交通機関を使おう。


インスブルックの街


チロル州の州都。人口は約12万人。
ハプスブルグ帝国時代からの古都であり、マリア・テレジアが愛した街。

市街地の見どころは、徒歩で約3時間あれば見て回れるようです。
オリンピックらしい場所といえば、やはりスキージャンプ競技場。
ベルクイーゼルという山に立派な施設があり、観光資源にもなっているようです。




ジャンプ台からは、正面にアルプスの山々が見え、眼下にインスブルックの街並みが広がります。
かなりダイナミックな景色ですね。





聖火台からの眺めです。


ザッハートルテで有名なザッハーのカフェがインスブルックにもありました。
http://www.sacher.com/de-cafe-innsbruck.htm
グラーシュやシュニッツェルなど食事メニューもあります。夕食はここで。
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今宵の宿泊はPENZ HOTELです。




1964年と1976年 インスブルックは2度開催


1972年、札幌大会の閉会式では、次回開催地はデンバー(米国)へと引き継がれました。
しかし、その後、市民の反対によりデンバー大会は中止になりました。
代替地として選ばれたのがインスブルックでした。
1964年に開催したばかりで「最小の準備で開催できる」というメリットがあったのでしょう。

大会エンブレムもあまり変更されていません。





中央の赤い部分のデザインの元は、インスブルックの市章というか紋章でしょう。


では、この紋章のデザインの元は何でしょう?
2棟の建物のように見えます。
インスブルックという地名の由来が「イン川にかかる橋」なので、橋のようにも見えます。
橋を上から見たもの、それと2艘のボート....?
いやボートではなく、橋桁というか杭のようなもので、内部に描かれているのは大きな石かな?
正解はまだわかりませんが「橋を上から見た図」なんだろうと思います。

1976年 日本勢は惨敗


1976年大会での日本勢のメダル獲得はゼロでした。6位以内入賞もゼロでした。
前回札幌で金メダルを獲得した笠谷選手は、
個人70m級ジャンプで16位、90m級ジャンプで17位でした。

自分の記憶としては、
スキー女子回転のロジ・ミッターマイヤー選手の名前だけ、妙に覚えております。



次の目的地はコルティーナ・ダンペッツォ(イタリア)です。
(つづく)

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