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「親の格付け」を検討  [インチキニュース]

【×月×日:共同】

新政権の目玉政策「子ども手当」がスタートし、早数ヶ月が経過した。

実施前から政府・与党内の一部に根強い反対論があったが
ここへきて更なる見直し要望が浮上してきている。

きっかけは先月○○市で起きた幼児虐待致死事件。
わが子をコンクリート詰めにするという凄惨極まれない事件であった。

10日、亀井金融相は党の定例記者会見で
「わが子を殺めても平気でいられるような親に、ですよ!
国債を発行してまで手当を支給する必要があるんですか!」
と不快感をあらわにした。

「コンクリートから人へ」の理念を掲げた新政権だったが
「コンクリートから人が出てきちゃったんだから、世も末だよ」と
亀井大臣は天を仰いで、自身のトレードマークである後頭部の寝ぐせを隠した。



内閣府では来年度実施予定の満額支給に向けた対策チームがすでに動いているが
虐待など不適格な保護者への支給見直しについてもこのチームで検討されることとなった。

関係筋によると、子ども手当のあり方について幅広く意見を聞くための有識者会議が設置される方向で進んでおり、会議では「親の格付け」制度が議論され、早ければ年内にも答申される見込みだという。
 メンバーには、有名な格付け機関と名前がちょっと似ているムーディー勝山氏の名前が早くもあがっている。

将来、人口減および少子化が確実なわが国にとって、「育児」はもはや私的な行為を超え、社会を維持していくために必要な公共事業となった。その意味で「子ども手当」は新たな公共投資になるのだが、その投資先=親に懸念材料がある場合の回避手段がないことが問題だと専門家は指摘している。

これまでの公共事業ならば、不適格な業者を締め出すことはできた。しかし「子ども手当」ではそれができない。そこで全国の親をAaaからBまでの6段階の格付けをし、それに応じた支給するというのが格付け制度の骨格だ。しかし誰がどう考えても実現への道のりは険しい。

来月から始まる通常国会では、野党自民党は、子ども手当を「新たなるバラまき」と位置づけ、徹底的に追求する構えを見せている。

「お金をドブに捨てても、アッケラカンのカーだ」

「集団プレイする人は、まだ正常に近いんじゃないか。元気があっていい。」

「無党派層と、酩酊した外相は、寝ていてもらったほうがいい」

「堀井君はわが弟です!息子です!だから私にも子ども手当をちょうだい!」

自民党は伝家の宝刀ともいうべき、往年の失言集を武器に論戦に臨むつもりで
これを麻生元総理は自分の失言にちなんで「チェコ・スロバキア作戦」と命名し
ゲヒヒヒと笑っているらしい。

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囲炉裏の火種

そして、格付けは始まった。

PTAや、学校行事・地域の行事または行政・NPO主催の子育て講習に積極的に参加することにより、番付があがる。

最初は幕下から始まる格付けは三段目・序二段と上がっていき、幕内に入ってからは減税の対象に、また子供3人目からは一人生まれるたびに二階級昇進。

三役に入った親には報奨金が支払われ、地域の羨望のまなざしを浴びる事となる。

当然、食費の未納・犯罪等の反社会的行為が発覚した場合は降格もあり、番付が上の人ほどその処罰は重く科せられる。


そして注目したいところは子供達がすべて成人したときには断髪式(引退セレモニー)も検討しているという。

なんて感じでどうですか?


by 囲炉裏の火種 (2010-03-20 06:45) 

vision

「親の格付け」にお悩みの方へ
私たちがしっかりサポートいたします....という民間企業が登場。


「親の格付け」調査員....という秘密警察的な組織が誕生。


何をもって「よい親」とするか
親子関係に国家は介入すべきでない....と某政党は猛反発。

どうも暗い話になりがち。


S-1グランプリみたいに
各政党対抗!「国の借金減らしコンテスト」
優勝賞金1億円.....なんてね。


by vision (2010-03-20 09:48) 

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